弘化2年、江戸は常盤橋の掛川藩邸で生まれた土肥菊之進は数奇な巡りあわせにより播州明石藩・野村家の養嗣子となる。
江戸の明石藩邸に移った菊之進は明石藩士として戊辰戦争のひとつ「上野戦争」に徳川・彰義隊を支えて奮戦する。土砂降りの雨のなか寛永寺での壮絶な死闘。
戦に敗れたのちは播州明石に移送され、名を改めた彌生は新時代・明治になって、明石の地で剣士としての本分を貫きながら生きていく。
幕末・日本の動乱の様子、明石をはじめとする兵庫県の歴史を交えなら分かりやすく描く歴史物語。
増刷・第2版では「現代に生きる明石藩士・子孫の絆」をテーマに、20ページにわたる書き下ろしエッセイを追加。
著者 : 三条杜夫・祥平
定価 : 1,200円(税込)
初版発行 : 2023年8月26日
第2版発行 : 2024年2月22日
発行元 :野村彌生出版実行委員会
note 記事『江戸時代の明石に関わった剣の達人二人。宮本武蔵と野村彌生菊之進』
神戸新聞NEXT 掲載記事『剣の道貫いた明石藩士 野村彌生の伝記を出版 放送作家の三条さんら』
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江戸時代後期に北前船を駆使し、神戸・大阪から瀬戸内海・九州・山陰・北陸・東北を経て北海道まで、各地の物産の交流を促し、地域活性化に貢献した廻船問屋・高田屋嘉兵衞。その生涯を分かりやすく描いた一冊。
人を喜ばせて自分も財を成した嘉兵衛のやり口は今に通じる経営のバイブルともいえる。特に鮭、鱒、昆布の商いで名声を高め、押しも押されもせぬ豪商の座まで上り詰めた。
富と名声を得た幸福の絶頂から急転直下、予想だにしなかったロシアの軍艦による拉致。カムチャツカ半島に連行され抑留生活を強いられるという不幸のドン底へ。
極寒の環境で腹心の部下を二人も失い、なおも敢然と命をかけてロシア長官に立ち向かう。後に「ゴローニン事件」と呼ばれるロシアと日本との難題を解決に導いた鍵はなんだったのか?
感涙を誘う実話が、現代を生きる私たちに勇気と力を与えてくれる。
嘉兵衞の本家7世・髙田耕作 監修。表紙絵・挿絵 松下裕恵。
巻末特集として「嘉兵衞の心を今に受け継ぐ人びと」を設けているのも特色で、各ジャンルで活躍する人たちの実例が人生活性化のヒントとなる。
著者 : 三条杜夫
定価 : 1,500円+税
発行 : 2022年4月27日
発行元 :株式会社みのる印刷
ISBN-10 : 4867539090
ISBN-13 : 978-4867539095
神戸新聞NEXT 掲載記事『豪商・高田屋嘉兵衛の「一代記」 難局に負けぬ生きざま「勇気与えてくれる」 放送作家が執筆』
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「月刊KOBECCO」にて、4年9ヶ月に渡る連載を終え、2年間の刊行準備期間を経て、待望の単行本化!
近代日本の幕開けとともに英国からきたハンター。
牛肉文化、造船、たばこ、国際結婚など、彼のもたらした風は21世紀の今も現在に息吹く。
キルビーとともに日本の近代化を押し進めていくハンター。しかし順風満帆だったふたりにいつしか影が忍び寄っていた。
悲しみを胸にハンターが選んだ道は。
各章の小見出し「話のタネ」で、近代日本が歩んだ道が見えて来る。古き良き時代へのタイムスリップを楽しむうちに、明日への暮らしのヒントを手にする。
著者 : 三条杜夫
定価 : 1,800円+税
発行 : 2012年10月11日
発行元 :叢文社
ISBN :978-4-7947-0696-6
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涙がある。勇気がある。生きる力を与えてくれる。
あなたに送る人生の応援歌
--感動のノンフィクション!
著者 : 三条杜夫
定価 : 1,500円
発行 : 1999年11月110日
発行元 :SSP出版
ISBN :4-921015-19-8
丹波・但馬・播磨を中心にした五つの地域の七福神。
三十五の寺々にまつられたその神々を巡拝することによって、それぞれの徳をいただき、「心の宝」を手に入れ、夢が実を結ぶ。
周辺の観光案内も兼ねた巡拝ガイド。
著者 : 三条杜夫
定価 : 1,000円
発行 : 1998年1月20日
発行元 :朱鷺書房
ISBN :4-88602-312-6
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1995年1月17日早朝、阪神大震災発生!!
被災地では、ラジオが唯一の情報源だった…。
自らも大打撃を受けながら、リスナーを励まし、安否情報をはじめ被災者のための情報を発信し続けたAM神戸(ラジオ関西)。
それは日本放送史上に残る“命を救うためのラジオ”の実践であった。
著者 : 三条杜夫
定価 : 1,500円
発行 : 1996年8月30日
発行元 :神戸新聞総合出版センター
ISBN :4-87521-217-8
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猫飛びさんじょう 気ままなエッセイ
著者 : 三条杜夫
定価 : 1,500円
発行 : 1994年11月22日
発行元 : ガリ版の灯を守る会
NCID : BA82095647
いざ行かん、ハイカラ神戸の奥座敷。
大好評を博した 『桜咲く 神戸電鉄 粟生線』 シリーズから 装いも新たに『紅葉に映える 神戸電鉄 ~有馬・三田・公園都市線~』 登場!
神戸の都心から数十分、紅葉に彩られた沿線を力強く進む神戸電鉄。
日本情緒豊かな風景が広がる「有馬・三田」、通勤の足として活躍する「公園都市線」の3路線を網羅して、前面展望に沿線の魅力をたっぷりと織り交ぜてお送りします。
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感動の1時間10分。日本のふるさと、粟生線。
「桜咲く 神戸電鉄 粟生線」 発売から1年、多くのご要望にお応えしお送りする「のぼり編」。
粟生駅から新開地駅までの25駅周辺には興味深い歴史や見所がたくさんあります。
西日本最大級の桜回廊、童謡の丘、三木合戦ゆかりの地、ダムの底に沈んだ路線、 鈴蘭台車庫の洗車模様、市場駅の車両搬入基地など、前作未収録の貴重な映像を前面展望に交えてお送りします。
粟生線の魅力を満喫し、ご乗車のきっかけとして頂くためのDVDです。
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それは、1時間10分の小旅行。
新開地駅から粟生駅までの25駅間には、たくさんの見所や歴史があります。
一人でも多くの方に神戸電鉄、そして粟生線の魅力を知って頂くため、満開の桜の中を行く電車を、放送作家 三条杜夫 が語ります。
古きよき時代の貴重な写真や、鈴蘭台車庫に見津転削場、市場駅の車両搬入基地の模様なども神戸電鉄全面協力のもと多数収録。
さぁ、貴方もご一緒に小旅行に出掛けましょう!
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三条杜夫の自宅仕事部屋で偶然に出てきた3本のカセットテープ。
その中には阪神・淡路大震災の発生直後、ラジオ関西(当時の通称・AM神戸)で放送された被災地リポートの音声が残っていた。
震災発生後、自身も被災者となった三条杜夫だったが、地震発生数日後から被災地を歩き取材を行い、ラジオ関西の報道番組でリポーターを務め続けた。
避難所での定点観測を行い、被災者のインタビューを生中継。そんな当時の音声を、震災30年の節目を前に、次の世代に伝えるべく改めて形に残し、世に発表することにしました。
頒布価格 : 1,200円
制作日 : 2023年11月19日
制作 : オフィス 3DIG
ラジオ関西許諾済
神戸新聞NEXT 掲載記事『1・17直後、被災者の肉声テープ発見 当時のラジオ中継、取材リポーター「伝えなければ」』
NHK 放送『録音テープでたどる"1.17"地元ラジオ局が伝えたこと』
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